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2008/5/10
  県議会民主党会派の主張〜議員報酬等について〜

 岩手県議会議員の報酬がこの4月から減額となっていることを皆さんはご存知だろうか。平成23年3月までの特例として、現在の報酬の2%をカットする。一月あたりの報酬削減額は議員一人当たりで1万5400円。これにより報酬月額は75万4600円となる。議会全体の削減額は872万1600円で、議員一人では年間18万4000円のマイナス。
 これはとりもなおさず、厳しい県財政を踏まえたもので一層の行財政改革を推進する決意を表したもの。県当局も知事を始め一般職員まで揃ってこの4月から減額を決めており、県、議会ともに足並みをそろえていく。
 なお、岩手県議会ではすでにこの削減に先立って平成18年4月に月額で3万円(議員)を恒久的に削減しており、これとあわせた削減幅は一月あたり4万5400円。
 こうしたことにより、議員報酬額は全国都道府県議会で7番目、東北でも山形についで低い金額となる。
 
 県議会の民主党会派であり、第一会派でもある民主・県民会議は、この削減に当たってはさまざまな角度から議論を行った。その際、会派内においても削減に対し賛否両論あったことも事実ではある。しかし、自ら削減を行なうことによって行財政改革の流れを確かなものとすることの必要性と、より県政運営での無駄をなくし、効率的で戦略的な事業推進がなされるようチェック機能を果たしていくことを全員一致で確認した。そして議会内における他会派との協議においても、具体的な削減案を提唱し、第一会派として積極的に議論をリード。議会内では異論もあったものの、最終的には議員全員一致で削減が決まったところである。

 また、民主・県民会議では平成19年6月議会において、すでに費用弁償についても見直しを提唱している(この点については、このホームページ内2007/5/29付マニフェスト委員会に詳しい記載あり)。
 現在、議会運営委員会内に検討小委員会が設置されおり、我々の主張する議案調査日の支給停止などについて議論が続いている。

良質の政策論争と幅広い意見を反映し岩手県政を発展させていくかという観点からみると、専門化複雑化する県政に対して議員活動がどうあるべきか、今後の政治のあり方をどう構築するか、民主主義のコストとしての議員報酬のあり方や、議員の位置づけについても旧来の考え方では限界に達している部分もあり、今後とも県民の皆さんとともに議論を深め理解を得て、改革を進めていきたい。


2007/3/13
  2月定例会で質問に立った議員を紹介いたします。
▲佐々木順一県議

■佐々木順一県議

花巻選挙区選出で3期目。我が会派の代表にして、県連幹事長も務めるまとめ役である。
8回目の登壇となった今回は代表質問。会派を代表して達増知事が初めて編成した当初予算案や、思いを具現化させた「いわて希望創造プラン」について質した。
特にも達増知事がマニフェストに掲げた、県民所得向上の具体策や、草の根コミュニティの再生、そして国会でも議論がされている道路特定財源の問題については、具体的な数字を交えながら建設的な意見で「県民の生活が第一」の政治を実現するため、達増知事とも協力しながら歩んでいく姿勢を示した。
テレビカメラも入る議場でいささか緊張したとはいうものの、貫禄の登壇。今後も地方主権社会の実現に向けて努力していきたいと、表情を引き締めている。

及川幸子県議
▲及川幸子県議

■及川幸子県議

奥州選挙区選出で3期目。県議会では県政調査会会長を務めるが、及川県議の場合はなんと言っても数々の「女性初」が経歴につく、我が党、我が会派の女性議員のパイオニアであり、リーダーである。
嫁として、妻として、母として、女性としての目線から、今回も安心安全な食の確保対策や環境問題、少人数学校教育などに力をいれた今回の質問、お孫さんを持つ身としての目線ものぞく。
常日頃の活動の中で、県民の皆さんとともに疑問に思ったことを質したということだが、その答弁は100%ではないと語る。
だからこそこれからも県民の皆さんの声を届ける役目として、雇用の確保や福祉、環境、医療の充実に向けて全力を尽くしたいと意気込む姿の先には、家族思いの人柄がにじみ出る。

関根敏伸県議
▲関根敏伸県議

■関根敏伸県議

北上選挙区選出の2期目。県連政調会長を務める我が会派の政策担当責任者であり、マニフェストの実現にむけ活動を続けている。
今回の一般質問では、市町村合併問題や地元北上市に立地の決まった東芝の半導体製造拠点などを中心とする産業振興施策、それに道路特定財源問題で当局の姿勢を質した。
冷静沈着で理論家、分析力に定評のある関根県議。今回の質疑でも、道路建設費用について、国とくらべて県や市町村道では最大半分以下の費用で整備可能だとする実態を、岩手県内の実例を具体的な数字で示しながら、地方分権には道路特定財源の一般財源化が必要と、理路整然とした論理展開で議場内をかつ目させた。
県民所得の向上を含めたバランスのよい岩手の産業振興と県民性を生かした人づくりなどに取り組んで行きたいと語る関根県議。
いわての危機を希望にかえるために、関根県議の活躍が期待されている。

中平均県議
▲中平均県議

■中平均県議

久慈選挙区選出の2期目。弱冠36歳で会派内最年少県議ながら会派事務局長を務めるほか、県連副幹事長、広報委員長として県連全体をリードする。
今回は、これまでの県議としての活動はもちろん議会選出の監査委員の経験を踏まえて県行政の実態を明らかにしながらの一般質問となった。
また、県北の県議として、若手の県議としての視点で、県北沿岸振興や教育問題も取り上げたが、この中では就任したばかりの宮舘副知事から県北沿岸振興にかける意気込みの答弁をはじめて引き出すなど、タイムリーな質疑を交わした。
柔和な表情の中にも芯の強さを見せる中平県議。行財政改革や地域振興に政策提言を積極的に行っていきたいと語るが、去年11月には伴侶を得て私生活も充実。公私共に活躍が期待されている。

菅原一敏県議
▲菅原一敏県議

■菅原一敏県議

陸前高田市の助役を経て、昨年春の統一地方選で初当選を果たした。今回がはじめての登壇。
長い市役所職員生活から議会は慣れているとはいえ、本人いわく「答弁は数多くこなしたが質問は初めて。非常に緊張した。答弁のほうがまだいいかな」とのこと。
しかし周囲には緊張感など感じさせず、県内格差の是正や医師確保、市町村合併に対する件の支援のあり方など、地域にとっては切実な問題を現場の実態に即して、飄々と淡々と、それでいて鋭く当局の姿勢を質した。
今後も一次産業の振興、雇用の拡大、高速交通網の整備充実などに取り組んで生きたいと語る菅原県議。
市町村の現場を知り尽くした中で見えてきた課題を、県とともに解決していきたいと意気込んでいる頼もしい1期生である。

高橋昌造県議
▲高橋昌造県議

■高橋昌造県議

紫波選挙区選出の1期目。矢巾町の助役を経て県議会に議席を得て、今回がはじめての一般質問の登壇となった。
高橋県議は国体開催に向けた取り組み、平泉の世界文化遺産を核とした観光振興施策、食の安心安全への取り組みを中心に県当局の姿勢を質した。
こちらも「答弁はベテランだが、質問は初めて」というものの、質問もベテランの風で議場を圧する新風を吹かせた。
私生活では「酒をこよなく愛する婿殿」を売りに、誰からも愛される笑顔で周囲を和ませる飄々としたキャラクター。
「自立と共生にむけ、県民の皆様の幸せを守るため一生懸命取り組んでいきます」と、今後も保健医療福祉の充実や、地球温暖化対策、いじめや不登校など教育問題の解決に努力すると決意を新たにしている。


2007/12/28
  12月定例会で質問に立った議員を紹介いたします。
▲伊藤勢至先生

  頼もしい人が、演壇に帰ってきた。県議会の前議長にして、会派の議員総会長である伊藤勢至議員は宮古選挙区選出で4期目を迎える議会の重鎮。鋭く、また迫力ある質問でたびたび県当局に迫ってきたが、議長就任に伴ってその発言が「封印」されていた。
今回は議長も退任しおよそ3年ぶりの一般質問の機会で、満を持して県の姿勢を質した。東京一極集中の是正、県財政の再建と人事のあり方、岩手の歴史の再確認などを中心に、舌鋒鋭く格差を拡大させた政府の姿勢を批判するかと思えば、時に石原裕次郎なども登場させての演説と緩急自在の質疑となった。
部局長答弁には、「当たり障りのない答弁に終始した人と一歩踏み込んだ積極的な答弁をする人との温度差があった」と感想を漏らしたが、一方で「県が何をしてくれるのか」ではなくて「我々議会人が県のために何が出来るのか考え提案すべきだ」とこれからの議会の役割の重さに熱い想いをぶつける。


 

 ▲小田島峰雄先生

  旧東和町長を務めたあと県議に転進、地方自治の現場を熟知する2期目の小田島県議。2回目となる一般質問でも、地方分権の確立や限界集落と地域コミュニティの維持などを中心に県の姿勢を質した。
  小田島県議の質問の特徴はまるで歌舞伎でも見るような語り口で、思わず団十郎や幸四郎、吉右衛門など現代の名優を彷彿とさせる。 
  今回の質問では、その語り口を武器に農業関係でも鋭くせまったが、国がBSEの全頭検査の打ち切りを示した問題について達増知事から「国が打ち切りを決めた場合でも岩手県は独自で検査を継続する」との明確な答えを引き出した。政策の大転換であり、これまでの調査活動と食の安心安全を願う県民の思いが通じた瞬間である。
  また、小規模兼業農家も、基幹となる担い手とともに栄える岩手型農業を目指すとの方針も確認でき、ライフワークの中山間地など条件不利地の農業支援あり方が確認できたと今後の展開に期待を寄せる。
  今後は農業問題はもちろん、地方自治の充実に必要な税制のあり方や道州制論議にも目を光らせていきたいとしている。


 

▲五日市先生

  二戸選挙区選出で2期目の五日市県議。民主県民会議では県北地域(二戸、久慈、久戸)選出の議員3人がいずれも30代で、今後の活躍が期待される若手トリオの一角を占める。
  一般質問では最も力を入れたという県北沿岸振興策。特に地元の特産で全国有数の生産量を誇る「葉タバコ」と「うるし」について、日頃感じていることや、こうあるべきとの提言をストレートに、わかりやすく組み立てての質問となった。
  タバコについては、生産地ならではの視点で近年の禁煙の流れに一言。言いにくいことや聞きづらいことでも、決して「煙に巻くことなく」、正面から問いただし、地元産品への愛着を感じさせていた。
  今後、人口減少が進むにつれて社会がどう対応していくかが大きな課題となっている中、その流れが加速する県北沿岸にあってどう振興策を立てて実行していくか。「生活者視点」での政策転換の必要性を訴えながら、地域を守り立てて生きたいという五日市県議。今後の活躍に期待がかかる。


 

 ▲喜多正敏先生

盛岡市の商工観光部長を務め、現職時代は某局の朝の連続テレビ小説の舞台として盛岡誘致に一役買ったという。岩手選挙区選出の1回生。
  初登壇となった今回は、行政マンとしての豊富な経験を踏まえ、県立大学を活かした産業振興のあり方や伝統芸能の振興、県職員の人材育成などについて具体的な提言を含めつつ、県の姿勢を質した。
  達増県政の進めるソフトパワー戦略には県立大学の人材育成力や地域伝統芸能の活用も必要なだけに、岩手のポテンシャルを総合的に発揮し岩手ブランドの構築につなげる視点がほしかったと、県の姿勢に注文をつけつつも今後の展開について提言し続けたいという喜多県議。
  特にも福祉医療や雇用と産業政策、観光産業や地場産業の振興を通じた地域おこしに取り組みたいとしており、喜多県議のこれまでのアイデアあふれる行政経験を県政に活かすことが期待されている。


2007/11/22
  議員コラム

11月11日は鮭の日です。「鮭」のつくりの「圭」が分解すると「十一十一」となることからこの日になっています。その「鮭の日」に我が民主・県民会議の沿岸議員にも2つのお祝いがありました。

一人は釜石選挙区の野田武則議員、釜石市長選挙に転出し無競争で当選いたしました。もう一人はこの議会コラム担当の広報宣伝委員長久慈選挙区の中平均県議。小沢一郎代表ご夫妻のご媒酌により華燭の典を上げられ、列席した所属議員と後援者四百余名の方々の祝福を受けました。

小沢代表と中平均県議 野田武則 新 釜石市長

野田前県議の辞職により民主・県民会議は21名となりましたが、会派代表の佐々木順一県連幹事長は
「首長は自治体のトップリーダーである。いわば当該市町村の大統領もしくは
首相そのものである。これから野田新市長は、分権の推進をはじめ民主党の考えや政策を取り入れながら、市政を執行する訳であり、政治勢力的には一県議会議員の何倍もの力を発揮させることになると思う。」と述べました。


9月定例会で質問に立った議員を紹介いたします。

▲佐々木博先生

  盛岡選挙区選出で3期目のベテラン。今期は議会運営委員会委員長を務める会派の重鎮である。佐々木博県議といえば議会内屈指の政策通、特にも経済財政政策については精通している。

9月定例会では会派のトップを切って登壇したその佐々木博県議。今回は達増知事が打ち出した新しい地域経営計画について計画の位置づけや県民所得のそれに行財政改革の行方をただしたほか、懸案となっている競馬問題や県内建設業をめぐる問題などを取り上げた。

今回も佐々木博県議の質問にはほとんど「数字」が入っている。さまざまな施策を進めていく上でも数字的な裏づけは必要であり、だからこそ具体的な数字を挙げての質問には説得力と、迫力が出るのである。

今後岩手県の財政を取り巻く環境は厳しく、歳入歳出のギャップが毎年200億円程度になると予想されている。どこをどう切り詰めるかという議論の一方で、何に投資するかということがより求められる時代。いわゆる選択と集中の時代に、「数字のわかる」佐々木博県議の存在は欠かせない。

 

 ▲大宮惇幸先生

岩手選挙区選出で2期目。自身も長年農業に従事しており、自らを農業者の代表と語る大宮県議。今期は県議会ではまさにはまり役の農林水産委員長に就任した。

一般質問では農業にかける思いが伝わる内容の質疑。零細農家切捨てや地域の結びつきを度外視するような国の新農業政策が本格スタートした今年、政府与党との説明とは裏腹に、米価の低迷などにあえぐ農家の現状を指摘。食糧生産県を標榜する岩手にあって、危機的な状況が個々の農家経営はもとより農村全体を覆っていることに対しての打開策を求めた。また、大宮県議は来年7月一杯でこれまで続けてきたBSEの全頭検査を国が打ち切ることに対して、食の安心安全の観点から警鐘をならし、かつ県としての積極的な姿勢を示すよう提言。これが、その後の県議会でのBSE全頭検査の継続を求める請願の採択や国に対する意見書提出を実現させる一助となったのはいうまでもない。

実直で訥々とせまる大宮県議だが、決算特別委員会では自ら県の計画書にある外国語表示が何件あるかを調べて是正を求めるなど、お茶目なユーモリストぶりを発揮している。

 

▲三浦陽子先生

  盛岡選挙区選出、2期目の三浦県議。歯科医師でもあり4人の子供を育てた母親で、今期は医師確保・少子高齢化対策特別委員長に就任。これまでの経験を生かせるポストでの活躍が期待されている。

  今回の一般質問では、地域医療連携のほか、9月に県内を襲った大雨災害など、防災対策についても取り上げた。三浦県議の住む盛岡市の都南地区では今回内水による被害などもあり、県連でも各地の被災状況を視察したあとの議会だっただけに、県民生活の根幹に関わる安心対策を進めるようにと注文をつけた。

  「達増知事が誕生して初めての一般質問で大変緊張したが、民主党県連のマニフェスト実現で県民生活が向上するようにしっかりと県政課題に切り込んでいく」と意気込みを語った三浦県議。

  トレードマークの笑顔を振りまきながら、今後はテーマとしている地域医療の充実や子育て支援、高齢者福祉対策、それに障がい児の教育と福祉、自立支援、環境エネルギー問題に力を入れていく意向で、ますます三浦県議持ち前の元気で諸課題にぶつかっていく構えだ。

 

 ▲郷右近浩先生

  奥州選挙区選出の1期生。奥州市議会議員を経て県議となった郷右近県議は今回が、待望の県議会一般質問デビューである。

  初登壇となった今回の一般質問で、郷右近県議は県立病院の医師の集約などで地域住民に不安が広がっている現状を踏まえ、医療と保健福祉の今後のあり方をただしたほか、広域振興局のあり方、それに平泉の世界遺産登録にむけた課題などに自らの考えをぶつけた。

  また、岩手県政で大きな課題となっている岩手競馬についても、新しい考え方にたった存続の可能性を提言しながら、財政面での影響を最小限に抑えながら地域振興や経済効果を発揮し、持続可能な運営に向け大胆な発想での経営を求めた。

  具体例を示しながらの質問が多かっただけに、県当局の答弁には「概念的なものが多く、一歩踏み込んだ、そして県民にわかりやすい答弁が欲しかった」と語る郷右近県議。今後も岩手競馬の問題はもとより、保健福祉政策や交通政策についても取り組んでいきたいと意欲的だ。総務常任委員会の副委員長もつとめていて、広範にわたる政策提言に期待がかかる。

(今回担当:籠)


2007/06/05
  議員コラム

 今回の県連人事において広報委員長になりました中平ひとしです。ホームページリニューアルに伴い新しく、県議会会派のページを追加しました。すでにマニフェストページについては、何度か更新していますが、今回は議会コラムです。
  最初なので私が書きますが、次回からは各議員で順番にしたいと考えています。内容は特に定めていませんので個性が光る内容になっていくのでは?
  また、議会においての重要案件等もこの場で報告して参ります。
 
  さて、1回目としては5月10日開かれました臨時議会について。選挙後初の議会であり議長をはじめとする議会人事を決める議会です。
  すでにご承知のとおり、議長には民主県民会議から渡辺幸貫議員(奥州)。議会運営委員長には佐々木博議員(盛岡)。5つある常任委員会のうち、総務委員長に工藤大輔議員(九戸)、環境福祉委員長に千葉康一郎議員(一関)、農林水産委員長に大宮惇幸議員(岩手)が決まりました。また、県議会派遣の競馬議会の議長には伊藤勢至議員(宮古)が就任。
  写真にあるように民主県民会議は22名。一致団結の結束を守り、県政の発展のために、全力を尽くして参ります。(文責 中平均)