9月定例会で質問に立った議員を紹介いたします。
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| ▲佐々木博先生 |
盛岡選挙区選出で3期目のベテラン。今期は議会運営委員会委員長を務める会派の重鎮である。佐々木博県議といえば議会内屈指の政策通、特にも経済財政政策については精通している。
9月定例会では会派のトップを切って登壇したその佐々木博県議。今回は達増知事が打ち出した新しい地域経営計画について計画の位置づけや県民所得のそれに行財政改革の行方をただしたほか、懸案となっている競馬問題や県内建設業をめぐる問題などを取り上げた。
今回も佐々木博県議の質問にはほとんど「数字」が入っている。さまざまな施策を進めていく上でも数字的な裏づけは必要であり、だからこそ具体的な数字を挙げての質問には説得力と、迫力が出るのである。
今後岩手県の財政を取り巻く環境は厳しく、歳入歳出のギャップが毎年200億円程度になると予想されている。どこをどう切り詰めるかという議論の一方で、何に投資するかということがより求められる時代。いわゆる選択と集中の時代に、「数字のわかる」佐々木博県議の存在は欠かせない。
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| ▲大宮惇幸先生 |
岩手選挙区選出で2期目。自身も長年農業に従事しており、自らを農業者の代表と語る大宮県議。今期は県議会ではまさにはまり役の農林水産委員長に就任した。
一般質問では農業にかける思いが伝わる内容の質疑。零細農家切捨てや地域の結びつきを度外視するような国の新農業政策が本格スタートした今年、政府与党との説明とは裏腹に、米価の低迷などにあえぐ農家の現状を指摘。食糧生産県を標榜する岩手にあって、危機的な状況が個々の農家経営はもとより農村全体を覆っていることに対しての打開策を求めた。また、大宮県議は来年7月一杯でこれまで続けてきたBSEの全頭検査を国が打ち切ることに対して、食の安心安全の観点から警鐘をならし、かつ県としての積極的な姿勢を示すよう提言。これが、その後の県議会でのBSE全頭検査の継続を求める請願の採択や国に対する意見書提出を実現させる一助となったのはいうまでもない。
実直で訥々とせまる大宮県議だが、決算特別委員会では自ら県の計画書にある外国語表示が何件あるかを調べて是正を求めるなど、お茶目なユーモリストぶりを発揮している。
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| ▲三浦陽子先生 |
盛岡選挙区選出、2期目の三浦県議。歯科医師でもあり4人の子供を育てた母親で、今期は医師確保・少子高齢化対策特別委員長に就任。これまでの経験を生かせるポストでの活躍が期待されている。
今回の一般質問では、地域医療連携のほか、9月に県内を襲った大雨災害など、防災対策についても取り上げた。三浦県議の住む盛岡市の都南地区では今回内水による被害などもあり、県連でも各地の被災状況を視察したあとの議会だっただけに、県民生活の根幹に関わる安心対策を進めるようにと注文をつけた。
「達増知事が誕生して初めての一般質問で大変緊張したが、民主党県連のマニフェスト実現で県民生活が向上するようにしっかりと県政課題に切り込んでいく」と意気込みを語った三浦県議。
トレードマークの笑顔を振りまきながら、今後はテーマとしている地域医療の充実や子育て支援、高齢者福祉対策、それに障がい児の教育と福祉、自立支援、環境エネルギー問題に力を入れていく意向で、ますます三浦県議持ち前の元気で諸課題にぶつかっていく構えだ。
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| ▲郷右近浩先生 |
奥州選挙区選出の1期生。奥州市議会議員を経て県議となった郷右近県議は今回が、待望の県議会一般質問デビューである。
初登壇となった今回の一般質問で、郷右近県議は県立病院の医師の集約などで地域住民に不安が広がっている現状を踏まえ、医療と保健福祉の今後のあり方をただしたほか、広域振興局のあり方、それに平泉の世界遺産登録にむけた課題などに自らの考えをぶつけた。
また、岩手県政で大きな課題となっている岩手競馬についても、新しい考え方にたった存続の可能性を提言しながら、財政面での影響を最小限に抑えながら地域振興や経済効果を発揮し、持続可能な運営に向け大胆な発想での経営を求めた。
具体例を示しながらの質問が多かっただけに、県当局の答弁には「概念的なものが多く、一歩踏み込んだ、そして県民にわかりやすい答弁が欲しかった」と語る郷右近県議。今後も岩手競馬の問題はもとより、保健福祉政策や交通政策についても取り組んでいきたいと意欲的だ。総務常任委員会の副委員長もつとめていて、広範にわたる政策提言に期待がかかる。
(今回担当:籠)
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